学校長挨拶

長崎県立長崎北高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は昭和39年、長崎市北西部に新設を切望する地域の方々の熱い思いが実り、長崎市内4番目の県立普通科高校として設立され、今年で創立62周年を迎える伝統校です。これまで本校を巣立っていった卒業生は2万4千人を超え、国内はもとより、世界各地で活躍しておられます。
本校には、創立当初から脈々と受け継がれている校是「両道顕揚」があります。「一つのことだけでなく、勉強と部活動、学識と社会性など複数のことを頑張ろうと決意して努力する」という意味を表すこの言葉は、本校の生徒、教職員、そして卒業生を強く繋ぐ精神的支柱になっています。生徒たち全員が、この「両道顕揚」の精神で、日々の学習や部活動などに励んでおり、仲間と切磋琢磨しながら向上しようとする雰囲気が学校全体に溢れています。
本校では、「育てたい生徒像」として、
(1)凡事徹底を土台とし、自ら考え、判断し、行動できる自律した生徒
(2)多様性を受け入れ、他者と協働して、新しい価値を創造できる生徒
(3)困難や失敗に学び、チャレンジを繰り返し、最後まで粘り強く努力する生徒
の三つを掲げ、確かな学力や人間性及び主体性を身につけさせ、未来を創造し社会の発展を牽引し得る人材の育成を目指し、日々の教育活動に取り組んでいます。
また、本校は令和6年度、長崎県教育委員会の新たな学校運営実践事業「イノベーションハイスクール指定校」に認定されました。今年度は2年目に入り、新たな学びや学校行事等の在り方の研究を進め、「生徒主体の学校づくり」の構築に向けて、さらなる努力をしていく所存です。
保護者の皆様はじめ同窓生、地域の皆様には、本校の教育方針や活動につきまして、ご理解と温かいご支援をお願いいたしまして、ご挨拶といたします。
令和7年4月 .
長崎県立長崎北高等学校
校長 猪股 英介